こころ楽しい生活習慣

2021年9月6日 at 11:24

  こころ楽しい生活習慣を養いましょう(寺報:祥光より)
禅宗の専門道場の修行の基本は、持戒・禅定・智恵の3つの学びの修行・三学です。
「持戒」とは、平たく言えば自発的な良い習慣を保つことです。
「持戒」によって、「 禅定」の、落ちついた状態で今ここの事を心を込めて出来ることが可能になります。「禅定」によって、「智慧」、一切の現象や現象の背後にある道理を見きわめる直観が働きます。
禅堂における三学は、坐禅三昧の無我がベースですから、直観に生きることは、自我を離れ無心になって神仏の声を聴従することであり、神仏に嘉された真実にして幸福な独自の人生の花を咲かせることになります。
しかも、その徳(潜在力)は子孫や周囲の人にも伝わるのですから、あだやおろそかに生きられません(^-^;
 でも、ご心配なく……、「心地良く、楽しい」がキーワードですから。

 「今が楽しい 。今がありがたい 。今は喜びである。それが習慣となり、天性となる生き方こそ最高です」
という平澤興先生(京都大学第16代総長)の名言通り、要は今が楽しい、ありがたい、喜びだと感じれる
素直で無邪気な童心に帰ることです。
 素直で無邪気な童心と言えば、最近では何と言っても大谷翔平選手です。
エンジェルスの大谷選手の活躍ぶりは観ていて胸がスカッとしますね。
大谷選手の人気は、投打二刀流の実績はもちろん、
野球大好き少年のままの素直で無邪気な生き方が、人間の最高の生き方だからこそ感動をよぶのでしょう。