臨済禅師のメッセージ



禅の修行を続けても何も特別に得るものはありませんが、

ただ生きるのが楽になります。

なぜなら、自分も人様も良い悪いと解釈しジャッジすることが少なくなるからです。


臨済禅師の究極のメッセージは

「自分の好きなように生きよ!」ということです。

ということは周りの人にも、
「どうぞお好きに生きてください」ということになります。


「好きに」ということは、

「ああすべし、こうすべし」「あれはいけない、これはだめだ」という是非の判断がほとんど入らないということです。

禅は、無我無心の脱思考で、一瞬一瞬を肚の直感で生きるのを最高の生き方だと説き、そのために脱思考の無になる訓練である坐禅・参禅修行をするのです。


幕末・明治維新の英傑の一人勝海舟は剣禅一如の達人ですが、自身の来歴や人物評など縦横無尽に語った時事談話集『氷川清話(ひかわせいわ)』は実に痛快な本で、こんなことを言っています。

行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない。

人はみな、さまざまに長ずるところ、信ずるところを行えばよいのさ。社会は大きいからあらゆるものを包容して毫(ごう)も不都合はない。

世間は生きている。理屈は死んでいる。


皆さん、是非の価値観や理屈にとらわれず、

もっと気楽に、自由に、大胆に生きましょう。

2018年9月19日