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「ゆく川の流れは絶えずして」

ブログのテーマがなかなか思いつかず
気分転換に近くの天竜川のほとりまで歩きました。

ゆったりと流れる川面をながめていて
ふと思い浮かんだのが、方丈記の有名な冒頭の一文です。

鴨長明の時代も、AI時代といわれる現代も
方丈記の根底にある「諸行無常」の真理に変わりはありません。

『世の中にある人とすみかと、またかくのごとし』とあるように

ここ浜松市内も、あちらこちらでいつの間にか建物が壊され空き地になっています。
この頃は、私自身が老僧となってきたせいか
亡くなった人のことを思い起こすことが多くなりました。
近年、師匠の大井際断老師と弟弟子の良さん、そして母親が他界しました。
30年ほど前、祥光寺に移ってきた頃にお世話になった総代さんや近隣の老僧も
ほとんどお亡くなりになりました。

世の無常、人の命の無常を思うにつれ
今日一日生かされて「在る」ことが有り難く感じられ
一日一日を愛おしみ大事に生きようとの思いを深くしています。

そこで始めたことが、一日の予定と課題を明記することです。
朝起きれば、まずストレッチや簡単な気功で身体をほぐしてから坐禅をし
今日一日の命をどう使うか白紙にむかって考え、墨筆で一日の予定と課題を明記しています。
おかげで 一瞬一瞬 一日一日を、心源の神仏と直結して、あるがままの命を充実して暮らすことが出来ているように思います。





2018年5月14日